部品のグレードの違いを実感するのはどんな所? クランク編

自分のメインメインマシンとなっているGIANT Escape RX3で不満な所の1つにギア比がある。フロントクランクはかつてロードバイクに乗っていた時のロードバイク用トリプルクランクを入れていたが、自分の使用条件からするとギア比が合わないからだ。

このロードバイク用トリプルクランクのギア比は50-39-26T。一番重い50Tは発進が重く、巡航用しか使えないが今まで使用した感覚では、公道でのサイクリングで50Tを使う場面は殆ど無かった。真ん中の39Tは平地重視で主に使用するギアだが、奥武蔵グリーンライン等のアップダウンがあるコースでは39Tは重い。一番軽いギアの26Tはキツイ上り坂だけを走るのは有効だが、やや緩い峠では軽すぎるという問題があった。

ロードバイク用トリプルクランクでは自分の使い方に合うギア比を得られないと判断して、新たにシマノ・アリビオTシリーズのクランクを購入した。

アリビオTシリーズは、マウンテンバイク用のコンポーネントグレード「アリビオ」のトレッキングバイク用シリーズ。マウンテンバイクが車体や部品が山専用に特化していくにつれてなのか、シマノはマウンテンバイク用コンポーネントグレード以外に、クロスバイクやトレッキングバイク用コンポーネントのシリーズを展開している。

http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/trekking-bike/alivio-trekking.html

ALIVIO Tシリーズのクランクの価格は実売価格で8,000円以下と、この手の2ピースクランクとしては安価な部類に入る。かつて購入したSORAクランクが10,000円近くの価格と比べると、安価になったが、カタログ写真では見えない所でコスト削減している。

左が今まで使っていたSORAクランク、右が今回購入したALIVIO Tシリーズクランク。ALIVIOのほうはシャフト部分がメッキされていなく錆びやすいと思われる。

2ピースクランクは構造的に水や汚れが入りにくい構造に見えるので、組み付け時はサビ防止としてグリスを塗り、偶に分解して確認すればいい考えかもしれない。ただ、実際にコスト削減した部分を見ると考えさせられる所もあるのが正直な感想だ。

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