自転車の軽さは走行中よりも押している時が重要になる

自転車を選ぶ時、重要な項目の1つに車体の軽さを言う人が多い。一般的に車体は軽いほうが加速が良くて楽に走れるため軽い自転車が好まれるが、公道サイクリングでは加速が良いだけではなく、楽に押していくことができる利点もある。

車体が軽いと楽に押すことができるのを実感したのは、自分ではなくEscape RXWを所有している某Y氏。将来的に山越えだけの日本縦断自転車を作っていて、テストで写真のように荷物を装備して走った時、自転車を押す場面で車体が重くて苦労したとのことだ。

自転車に乗って上るのがツライくらいの坂を自転車押しながら歩くとなると、当然その速度は激的に下がる
まして自転車に重い荷物を積んでいる場合はなおさらだ
キャンプ装備の自転車を延々何kmも押して上って峠超えするなんてつらすぎる
そんなことしてたら自転車ツーリングを楽しもうという気持ちすら失せてしまう

出力1人力から

 

 

自転車に荷物を積んで走るライフスタイルを行う人は、軽いギアを装着する必要がある。逆にルノー・ウルトラライト7のように、ギアが1枚しかない自転車でも上れない坂は押せば良いという考えで行けば、移動距離を伸ばすことはできるのではないかと思う。

また、カーボンフレームの軽量ロードバイクも車体が軽いため、上れない坂は押していくのも1つだろう。但しロードバイク用のビンディングペダルは歩行が難しい物が多いので注意が必要だ。

サイクリング用自転車で車体を軽くする簡単な方法は、軽量な部品を装着するのではなく、車体に装着している荷物を外すのが効果的だ。もっともサイクリングで単に荷物を外した場合はにっちもさっちも行かなくなるので、荷物の選択はよく考えて行ったほうがいいだろう。

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