公道を走る時に感じる細いタイヤの欠点を挙げてみる

細いタイヤを装着したロードバイクや、Escape RXのようなスピードクロスがスポーツサイクルの世界で主流になっていて、細いタイヤがベストのような風潮となっている。自分のメインマシンのEscape RX4は28ミリタイヤを装着して乗り心地と安定性を重視。メインセカンドマシンのEscape RX3は26ミリタイヤを装着し舗装路のスピードを重視していた。因みにタイヤはEscape RX3/Escape RX4共にパナレーサー・グラベルキングを採用している。

公道用ロードバイクタイヤ パナレーサー・ツアラープラスとグラベルキングの違い

しかし、今はEscape RX3/Escape RX4の2台とも28ミリタイヤに変更している。これは、2017年のGWに九州のやまなみハイウェイや佐多岬、桜島一周などを行った時の経験からの判断だ。Escape RX3で佐多岬に行く時、強い雨が降り雨具を着て走ったが、雨で不安定感が高まるハンドリングに、雨の視界不良で転倒の恐怖を感じ、26ミリタイヤから28ミリタイヤに交換しようと思ったためだ。

公道を走るのなら太いタイヤを装着できるモデルにも目をむけるのも1つ

ロードバイクやスピードクロスだと23ミリや25ミリ相当の細いタイヤを装着するのが殆どだが、スピードを出さない公道でのサイクリングなら太いタイヤに注目するのも1つだろう。

太いタイヤの欠点はスピードを出すのに向かないことだが、段差に強い、乗り心地が良くなる、接地面積が大きいのでグリップしやすい等の利点がある。そのため、サイクリング用のスポーツサイクルを買う場合は、ある程度太いタイヤが履けるモデルを買ったほうが良い。細いタイヤしか履けないロードバイクだと、方向性を変えることができなくにっちもさっちもいかなくなるので、別途太いタイヤを装着できるクロスバイク等、汎用性がある自転車を持っておくのがベスト。

ロードバイクに関しては現在のモデルでは、ブレーキ本体やフレームの形状を工夫して28ミリまで履けるロードバイクが増えているが要確認。また、無名ブランドの安価なロードバイクは、太いタイヤを装着しないという発想で作られている物もある。普通の人は安価なロードバイクは初心者向けと思う人が多いが、なんにも考えないでレースモデルの形を真似した只の安いロードバイクというのも多いため注意が必要だ。

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