予想よりも普通に走ることができる16インチ折りたたみ自転車 DAHON Curve D7

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Dahonの折り畳み自転車は20インチが多くラインナップされているが、数少ないながら16インチモデルも存在する。今回試乗したのはPrestoとCurve D7。両方とも共通するのは、大柄な人でも乗車できる車体設計ということだ。ハンドルとサドル間が長いため、身長183cmの自分が乗っても違和感が無い乗車姿勢となっている。ただ、少し前傾姿勢の乗車姿勢になる。

ハンドリングは予想よりも安定している。これは恐らくホイールベースが長く、タイヤ幅が少し太いためだと思う。Curve d7のタイヤはKenda Kwest 16 × 1.50を採用している。その辺のママチャリより太いタイヤだ。

予想以上に走るが、車輪径が小さいため長距離走行をするのなら、20インチのほうが良いのではないかと思う。小径車よりも通常の大径車のほうが有利なのは、大径車のほうが段差に乗り上げやすく、走行時の安定性が高い。これは20インチと16インチを比較しても言えることで、16インチでは歩道の段差などは20インチよりも注意しないといけない。

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16インチの良さは折りたたみサイズだろう。写真で見ればわかると思うが20インチと16インチでは折りたたみサイズは大きく違う。また、16インチ折りたたみ自転車のCurveD7を所有するブログを見ると、容易にコインロッカーに入れることができるようだ。

http://dahondego.com/2015/06/30/dahon-curve-d7-can-be-stored-in-a-locker/

多段ギアが装備されているので街乗りなら十分な性能を持っているが、ディレイラーの取り付け台座がアルミフレームなのに一体式で、ディレイラーガードがないのでディレイラーガードの取り付けは考えたほうがいいと思う。

ディレイラーガードを使ってフレームを守る

2017年3月9日追記:RENAULT MAGNESIUM 8との比較を行いました。

16インチ超軽量折りたたみ自転車 RENAULT MAGNESIUM8とDAHON Curve D7を比較する

 

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