自転車比較論 CBA プレシジョンスポーツ-G/Momentum i Need Z-3

通常の自転車専門的で購入できるスポーツ自転車が高価になり、プライベートブランドのスポーツ自転車の車体価格に差が生まれ、比較的安く購入することができるようになった。

大手有名自転車チェーン店のスポーツ自転車で有名なのといえば、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。サイクルベースあさひのライバルでもある、イオンバイクにあるプレシジョンスポーツのライバル車といえば、I Need Z-3だろう。今回は新しくなったサイクルベースあさひのプレシジョンスポーツと、I Need Z-3を比較してみた。

フレームの違い

あたらしいプレシジョンスポーツでは、Escape R3のようなスピードクロスタイプにジャンルが変わった。後輪を装着するためのエンド幅がロードバイク用のホイールを装着できるようになっている。

一方でiNeed Z-3は、タイヤ幅が丁度いい太さで対応している通常のクロスバイクの設計となっている。

フレームサイズはプレシジョンスポーツは3種類、INeedZ3は2種類で対応サイズの多さはプレシジョンスポーツのほうが有利。

車体重量は、プレシジョンスポーツが12kg。INeedZ3が13kg。どちらともアルミフレームだが、コストを落としているのかEscape R3のような有名ブランドのクロスバイクと比べると重い。特にINeedZ3の13kgは、サスペンション無しのクロスバイクとしては少し重すぎると思うほどだ。

ホイールの違い

プレシジョンスポーツの前輪は、軽量性を重視したラジアル組を採用している。スポークが短くなり軽量になる一方で、スポークが交差している部分が無く強度は落ちると言われている。INeed Z3は通常のスポークとスポークがクロスしているタイプで一般的なタイプだ。

独自装備の違い

プレシジョンスポーツはグリップに、エルゴノミックデザインを採用している。これは手のひらに当たる部分が平らになっていて、長時間手が置いても痛くなりにくい形状となっている。

I Need Z3の独自装備は、バーエンドバーだろう。握る部分が増えるバーエンドバーはフラットハンドル車でツーリングを行うのなら必需品だろう。もっともこれらの部品は後から装着することもできるので、あまり気にしなくてもいい。因みに両車とも最初からスタンドを標準装備している。

今のところプレシジョンスポーツがやや有利か

プレシジョンスポーツとI Need Z3はジャンルが違うが、プレシジョンスポーツのほうが車体サイズが多く、取扱店が多いのでプレシジョンスポーツが有利だろう。I Need Z-3は場合によっては値引きを行いやすく購入することも可能だ。

プレシジョンスポーツとI Need Z-3はスポーツ自転車を始めるのなら最低限ギリギリのラインにあるクロスバイクだ。現時点で特価品でもない限り、店舗販売でこれより安いモデルはギリギリ以下で今のところは存在しないと思っていい。

関連記事

編集

Eバイクや電動アシスト自転車、自動車、アクティビティなどを紹介しているWebメディア。「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自動車がよくわかる本」が好評発売中。

当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。

spot_img
spot_imgspot_imgspot_img