KONA RoadHouseのユーザーインプレから、グラベルロードバイクを探る

ロードバイクが競技用に特化していくにつれて、公道を走るサイクリングでは使いづらい物となっている。最近では砂利道も走ることができるロードバイク「グラベルロード」が登場しており、今後は一般的なサイクリング用途ではロードバイクよりもグラベルロードが中心になるのでは?と思う。

そんなグラベルロードは、登場して歴史が短いため詳しいユーザーインプレは少ない。今回はKona RoadHouseのユーザーインプレをまとめて、グラベルロードについて探っていく。

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Kona RoadHouseの特徴

KONA RoadHouseのフレームはレイノルズ853という、高価な自転車に採用されているスチール素材を採用されている。スチール素材イコールレトロという流れから外れ、テーパードヘッド、リア142mm×12mmスルーアクスルを採用し、現代的な雰囲気を持っている。競技用ではないため荷台装着用の台座はある。

ブレーキはシマノRS505油圧式ディスクブレーキ。ローダーサイズは140ミリとマウンテンバイクよりも小さめだ。

ギア比は前は50-34、後ろは11-32Tの11速。後ろのスプロケがマウンテンバイク並に軽い。

タイヤはSchwalbe S-One Performance 700x30c。グラベルロード向けのタイヤらしいが詳しい情報は少ない。

Kona RoadHouseのユーザーインプレッションから見るグラベルロード

下記のURLにあるKona RoadHouseのユーザーインプレッションでは、阿蘇外輪山の林道をメインにして、ダート、落ち枝が散乱する土の路面、なだらかな土の路面、土路面のダブルトラック、砂利大きめのグラベルロード等を走行している。詳しい内容はそちらを見て欲しいが、個人的に思ったのは、想像以上に走れる場面が多いということ。スピードクロスでも躊躇する場面でも入っていて、通過できてしまうのは従来のロードバイクではできない面白さがある。これは30ミリ幅と28ミリよりも太いタイヤもあるかもしれないが、タイヤの構造でプロテクションが組み込まれているのでパンクのリスクを減らしている意見がある。

Kona RoadHouseは、乗車姿勢が緩やかで舗装路や未舗装路でも挙動は穏やかということ。ただグラベルの下りコーナーでスピードを出して走るのはハイリスクとのこと。これは、Schwalbe S-Oneがスリック系のタイヤということもあるらしいが、タイヤが細いグラベルロードでここまでやれるのなら、あまり欠点とは思えない。また、コーナーリングでは、ボトムブラケット位置がシクロクロスより低いためペダルの接触に注意という意見もある。

注目のロードバイク用油圧ディスクブレーキ「シマノ・RS505」は、ドライ状態で作動させた場合は普通の制動力とのこと。前に試乗したGT GRADE ALLOY Xに装備されていた油圧ディスクブレーキのShimano BR-RS785は効き過ぎるほどだったが、RS505は違うようだ。

Kona RoadHouseのユーザーインプレッションから見るグラベルロードは、新時代のツーリング自転車ということだろう。グラベルロードと競技用自転車との違いは、競技用自転車は競技に特化しているので他と似たようになっているのに対し、グラベルロードは各社とも答えが出ていないので特徴があるということだ。例えばRoadhouseはレイノルズ853を採用しスチール素材でモダンなグラベルロードなのに対し、GT GRADEシリーズは安価でラインナップが幅広く、GIANT Anyroadは前傾姿勢が非常に緩く初心者でも楽しめる車体設計となっている。グラベルロードを買う場合は他社の違いを見て購入しよう。

参考

前回のKONA Roadhouse 実走レビュー[Review 2]は、パンクに備えて、ホイールに適合するバルブ長の予備チューブを準備することでした。走行する前に予備チューブ確認は重要なことです。 今回の試走で使うタイヤの空気圧【3ber】は、フィッティングの時と同じ。装着されるタイヤは[Schwalbe S-One...
前回の『実走レビュー[Review 3]』は、ほぼ平地のターマック(舗装路)とグラベル(砂利道)を走行しましたが、今回はラフな路面を実走したレビューです。普通のロードバイクなら通過しないルートになります。 走行フィールドは、阿蘇外輪山の林道をメインに、ダートロードから、落ち枝が散乱する土の路面など。傾斜は高いところでは...
『KONA(コナ)』が新たに開発したグラベルロードバイク『Roadhouse(ロードハウス)』が手元にやってきて2ヶ月が過ぎようとしています。その間には、走行フィーリングやハンドリングを確認しながらフィッティングを済ませ。最近は気軽にサイクリング&ポタリングを楽しめるようになりました。 Roadhouseは、バイクに...
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