6輪生活 ハイエースなどのワンボックスに乗る時の覚悟

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荷室が広いワンボックス車の良い点は、色々な発想を空間に表現できやすい点だ。ワンボックス車で人気となっているハイエースは、サーフィンや自転車、キャンプなどのベースキャンプ的な使い方ができる車として非常に人気だ。

そんなハイエースなどのワンボックス車で一番問題になるのは安全性だ。ワンボックス車の殆どは商用車が殆どで、これらのワンボックス車は2015年11月16日現在、横滑り防止装置や衝突軽減装置がついていない。競争が激しい軽ワンボックス車では横滑り防止装置や衝突軽減装置が一部で装備できるため、軽自動車よりもリスクが高い乗り物となっている。

また、ワンボックス車は衝突安全性能も良くない。クラッシャブルゾーンが少ないワンボックス車は衝突テストでの評価は厳しい。日本では販売できるが衝突テストに厳しい国ではハイエースは販売されていない。アメリカのトヨタはハイエースは売られていなく、ヨーロッパ圏では現在バンタイプの商用車はプロエースという欧州自動車メーカーのOEMモデルだが、その前にあった欧州版ハイエースは日本では1995年に登場したトヨタ・グランビアを2012年まで販売していた。現行型(200系)ハイエースが日本で登場していても、ヨーロッパでは従来のボンネット付きハイエースが売られていたのを見ると、現行型ハイエースの安全性は良くないと考えるのが普通だろう。参考に他の日本車と比べて見るとすると、軽自動車のダイハツ・クオーレ(日本名ミラ)が衝突安全テストを行っていて、それなりの評価を出している。ヨーロッパ向けに多少変えているのを考えても、軽自動車が衝突テストに合格してヨーロッパで販売していたのは事実だ。

ボンネットが無い現行型ハイエースが新車で販売されている地域は新興国を除くと日本とオーストラリア地域がある。オーストラリアは、中国のグレートウォールチェリーFotonLDV(もとは英国の商用車ブランドだが上海汽車が買収)インドのマヒンドラタタと、中国車やインド車が参入していて、衝突安全テストで低い点を出す車を売るブランドが多くある。

ハイエースのオーストラリアの衝突安全テスト結果は、ワンボックス車としてはそれなりにいいがフルテクニカルレポートでは足首あたりは危険の評価となっている。もっとも、かつての日産・URVAN(日本名キャラバン)、三菱・エクスプレス(日本名デリカバン)等の最低評価を出す車よりは安全だ。


よく自転車を積むトランポでワンボックスカーを薦める場合が多いが、安全性について言及しているのは殆ど無い。自分がハイエース等のワンボックス車はあまり薦められないのが安全性で、ワンボックスカーを所有することは、安全を捨てることだと考えないといけない。

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