De Rosaのブランドを破壊するスタイル De Rosa Milanino 87 Journey

普及ブランドは高級ブランドや高級化を行い利益を上げて、高級ブランドは普及モデルを投入したり、普及用ブランドの投入を行い利益を上げようとする。自動車の世界の成功例で言えば前者はトヨタのレクサス、後者はBMWのMiniが有名だ。自転車の世界でもこのようなことは起こっていて、特に高級ブランドが普及帯に参入する事例はそれなりにある。

高級ブランドを売りにしているDe Rosaは、フレームだけで何十万するのが殆どだが、R838の登場から一気にDe Rosaとしては安価なモデルが登場するようになった。これらの安価なモデルは競技志向のロードバイクで、いくらDe Rosaとしては安くても他のブランドのモデルと比べると高価だ。そんなDe Rosaは、さらに安価な街乗り用モデルを中心としたブランド「Milanino」を登場させ、ロードバイク以外の自転車をラインナップしている。日本でもMilaninoブランドの自転車は入っていて、2016年モデルでは、Milanino GRAVEL ROAD、Milanino 87 JOURNEY、Milanino 1 Padaがラインナップするようだ。その中で、Milanino 87 JOURNEYは昔ながらのランドナースタイルを意識した700Cのツーリングモデルだ。

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写真はDE ROSAのシティモデル☆Milanino 2016!! | BicycleShop FINE 自転車販売 | ロードバイク | マウンテンバイク | 広島 | 福山から引用

クロモリフレーム・古典的スタイル・ドロップハンドルのツーリング自転車なら、普通はNeo Primatoのデザインを意識した自転車を作ると思ったら、安っぽいシルバー、トップチューブのハートマーク等のおかげで非常に安物感が満載の自転車になっている。価格は税別143.000円と高い。費用対効果を抜きにしてDe Rosaのアパレル商品として見ても、Bianchi AncoraやGIOS Spazio Dropのように昔風の雰囲気が出ているわけでも無く高級感も無い。ただ、昔あったライザーバーで緑・ピンク・青のカラーリングを採用した異様なピストモデルがあった(日本未発売)時よりはまだマシだったりする。因みに街乗り用ブランドがあるイタリアの高級自転車ブランドではチネリもあるが、現代的なBOOTLEG、レトロ風味なGazettaシリーズがあり、個人的にはコチラのほうは良いと思う。

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