後輪ボスフリーハブの自転車はあまり選択しないほうが良い理由

リア外装7段の自転車に採用されているハブの方式には2種類の方式がある。1つはギアとフリー部分が別になっているカセットフリーハブで、現在の外装リア8段以上の自転車には、殆どがこの方式を採用している。もう1つはギアとフリー部分が一体となっているボスフリー方式で、MTBルック車や有名ブランドの一部の安価なモデルで採用されている。

個人的には本格的にスポーツ自転車をやるのなら、ボスフリーハブよりもカセットフリーハブのほうが良いと考えていて、個人的には積極的にボスフリーハブのモデルはあまり薦められる物では無いと思っている。今回はその理由をまとめてみた。

スプロケット・変速レバーの選択肢が少ない

ボスフリーハブのスプロケットは7段までの物が殆どのため、スプロケットや変速レバーの選択肢が少ない。特にロードバイク用デュアルコントロールレバーは、リア7段は実質的にシマノ・Tourneyしかなく、親指シフトを強制されてしまい、ブルホーンハンドル等ができないため、ハンドルレバーの多様性が少なくなる。スプロケットも正規でボスフリースプロケットを販売しているブランドは、シマノ・ENE CICLO(Sun Race)・IRDぐらいしかない。

車軸がゆがんだり、折れたりする

ボスフリーハブは構造的な問題で、力のかかるところがカセットフリータイプと比べると分散されていないため、車軸がゆがんだり折れやすい問題があるようだ。

私は、当初、MTBにボスハブを使用していたが、かなり丈夫なハブシャフトを使用していたにもかかわらず、1年もすればボスフリーギア側で曲がってしまった為にお客さんのと自分のを、何度かシャフトだけ交換したものだ。
激しい乗り方をするとボスハブではフリーの奥にボールベアリングの玉当たりがあるために、物理的に長期間、正常な状態で使用できない。それではフリ-ハブはどうかというと、ボスハブと同様にギア(スプロケットという)取付部奥にボールベアリングと玉当たりがあり、更に、自転車のフレームエンド(車輪を固定する箇所)真近くにも同様のボールと玉当たりがあり、支えられているために、容易にハブシャフトが歪みにくい。

から引用。

2015-07-10 21.24.02

ボスフリーハブの車軸は自分も折ったことがある。因みにカセットフリーハブでこのようなことは起こっていない。

ボスフリーハブ搭載車とカセットフリーハブ搭載車の見分け方

リア7段のスポーツ自転車では、ボスフリーハブ搭載車とカセットフリーハブ搭載車の2種類があるが、見分け方は存在する。それはスプロケットの一番小さい歯数を見ることで、一番小さい歯数が14の場合は、ボスフリーハブ、それより小さい場合はカセットフリーハブの場合が殆どだ。ボスフリーハブでも一番小さい歯数が11のモデルもあるが、現時点で完成車に採用されているのは見たことは無い。

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