自転車を知らないやっちまった感丸出しの街乗り系スポーツ自転車 Miyata・Freedom LEG

ミヤタの街乗り系スポーツ自転車の「Freedom」シリーズには、2015年モデルでフリーダムタフフリーダムLEGがある。この中でもフリーダムLEGは、自転車を知らないやっちまった感丸出しの街乗り系スポーツ自転車となっている。その理由は、ロードバイクにアップハンドルとやっていけないことをしているからだ。

ロードバイクにアップハンドルと入れると、どう見ても非常に窮屈な自転車なのが多いように見えるけど、これはロードバイクに装着されているドロップハンドルに適したフレームになっているからなのでは?と思う。フラットハンドル車は

トップチューブ長+ステム長

となるため、フレームのトップチューブ長は必然的に長くなる一方、ドロップハンドル車は

トップチューブ長+ステム+ハンドルのリーチ

とハンドルのリーチがあるため、必然的にトップチューブ長はフラットハンドル車よりも短くなる。

アップハンドルはハンドルの握る位置が手前に来るので、実質的にトップチューブ長のみの状態になるので、ドロップハンドルのリーチがないと、適正なポジションにならないドロップハンドルのフレームに、アップハンドルを入れると非常に窮屈な自転車になる。

bicyclehandle

下のドロップハンドルのウメザワ・ランドナーと、上のGIANT Escape RX4(ノースロードハンドル。元はフラットハンドル車)と比べたら一目瞭然。ドロップハンドル車のほうがサイズは小さく、トップチューブ長は短いが、ドロップハンドルのリーチがあるので、ノースロードハンドルを装着したEscape RX4とサドルからハンドルの手を握る位置(青色の部分)は同じとなっている。

フリーダムLEGの写真を見てみると、トップチューブ長が短いので恐らくドロップハンドル用のフレームだと思う。しかも、実際に装着されているハンドルは日東・B602AA プロムナードハンドルのような形(実際のフリーダムLEGに装着されているハンドルは、写真を見る限り恐らくZOOM)をしているので、ノースロードハンドルではなく、プロムナードハンドルなので、商品紹介のノースロードバーは明らかにおかしい。プロムナードバーのため、手を握る位置はステムよりも手前となっているため、超窮屈なのは間違いない。

参考として上が日東・B302AAノースロードバー、下が日東・B602AAプロムナードバー。だれでもわかるくらい形が違う。

また、アップハンドルの自転車は前傾姿勢でなくても、パワーを出すためにシートアングルを寝かして、前に押し出すペダリングをしないとマトモに力が出ない。そのため自分のEscape RX4にはDixnaアークシートポストを装着しているが、フリーダムLEGは普通のシートポストを採用しているので、経験的に考えて力はマトモにかからないだろう。(Escape RX4アークシートポストを装着する前には、通常のシートポストを装着していたが、マトモに走らなかった。)

ロードバイクにアップハンドルを装着した、フリーダムLEGは、変な改造をした自転車を市販したようなものなので、自分は薦める自転車ではない。ドロップハンドル車のフレームのままで、ポタリング車にしたいのなら日東・B206AAやGIZAのプロムナードバー・ローライズのように、多少、握る位置が手前に来るようなハンドルを装着すれば良いと思う。これなら、アップハンドルによるポジションの破綻は起こらないだろう。

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