Tannus ノーパンクタイヤは「走りの悪さ」で普及しないだろう

DSCN5260

自転車のトラブルで一番問題なのがパンクだろう。パンク対策にはいろいろな方法があるが、一番手っ取り早い方法として、チューブに空気が入っていないノーパンクタイヤがある。これらノーパンクタイヤには多種多様なタイプがあるが、Tannusは高分子ポリマーを採用したソリッドタイヤで、従来型のノーパンクタイヤよりも軽量なのが売りとなっている。サイクルモード2014でHEADのクロスバイク(タイヤ幅は700×23c)と埼玉サイクルエキスポでシティサイクル、小径車で試乗した。

埼玉サイクルエキスポで、ママチャリタイプ(外装6段変速)と折りたたみ式自転車で試乗した。まず最初に思ったのは漕いでも進まないこと。漕がなくても惰性で走る部分が殆ど無く、まるで地面にへばりつくような感じだった。乗り心地も最悪で、アスファルトの微振動すら伝わってくる。バネ付きの大型サドルと比較的太めなタイヤがついたママチャリなのに、ロードバイクよりも酷い乗り心地はどうなのかと思う。ロードバイクでも、良いタイヤをつけたら、あそこまでアスファルトの微振動は伝わらない。

DSCN4216

一方で、サイクルモードで試乗したTannusノーパンクタイヤの自転車は、走りは少し重くて段差の通過は固かったが、意外と普通に走れた。この違いは恐らく路面の違いなのではないかと思われる。サイクルモードのコースは室内コースだと、通常の舗装路よりも路面が良いため、ノーパンクタイヤでも快適に走れるが、埼玉サイクルエキスポは普通の舗装路だったため、詳しい理論は分からないが、走りが極端に悪くなったのかもしれない。

ネットのニュースサイトでは、Tannusは新しいノーパンクタイヤを登場させるようで、新しいノーパンクタイヤの転がり抵抗は通常の空気入りタイヤの転がり抵抗と同等だという記述があった。気になるのは転がり抵抗はどういう方法で測定したことだ。仮に、ベルトコンベアみたいに舗装路よりも遥かに綺麗な路面で行ったら、実際の舗装路とは場面が違うので、実際の路面では空気入りタイヤの転がり抵抗と同等とはいえない。

個人的に、Tannusノーパンクタイヤは薦められない。買うなら、「実際の舗装路」での試乗をしたほうがいい。

スポンサーリンク