試乗してわかった2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違い

一般的な自転車マニアからは2万円台のクロスバイクは見向きされないため、この手の自転車の情報は少ない。今回、埼玉サイクルエキスポで、2万円台の街乗りクロスバイクMomentum iNeed 700-3に乗ることができたので、2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違いの違いを書いてみることにした。

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写真上はMomentum iNeed700-3。28,595円(税込)の街乗りクロスバイクで、ライバル車種はサイクルベースあさひのウィークエンドバイク、サカモトテクノ オールストリートだろう。写真下は比較車種として、Momentum iNeed Z-3Air。45,800円(税込)のエントリーモデルのスポーツ自転車で、試乗した感覚だと、1ランク上の5万円台の有名ブランドのエントリーモデルに近い走りの軽さがある。

走りの軽さの違い

2万円台の街乗り用クロスバイク、Momentum iNeed700-3は、一般的なママチャリよりは軽快に走行することができて、MTBルック車みたいな走りの重さは無いが、本物のスポーツ自転車と比べると明らかに重い。Momentum iNeed700-3のタイヤ幅はカタログでは28ミリ相当(らしいが、実車を見た感じだと32ミリ相当に見えた)と、ママチャリと比べると細いタイヤを採用している。iNeed Z-3AirもiNeed700-3と同じタイヤ幅だが、走りの軽さはiNeed700-3のほうが重い。感覚的にはiNeed Z-3Airに、ママチャリ並に太いタイヤの38ミリ相当のタイヤをつけたような感じで、スタート時の走りの軽さや、速度が出たときの車速の維持も大きな差がある。

ギア比の違い

iNeed Z-3Airは、前3段・後ろ8段と、前にもギアを装着するため、色々な場面でも対処できるギア比を採用している一方、iNeed700-3は前は1段のみの街乗り用で、キツイのぼり坂が出たら、押して上る等、積極的に自転車を押す使い方をしないといけない。

材料・部品の違い

iNeed Z-3Airは、フレーム素材にアルミを採用し、車輪の着脱を簡単にできるクイックレバー式ホイールの採用をしている。一方iNeed700-3のフレーム材質は、アルミよりも重いハイテンを採用し、車輪も着脱するとき工具が必要なナット止めを採用している。

この手の2万円台のクロスバイクは、軽さや車輪強度には、一種の割り切りが必要だ。本物のスポーツ自転車のように長距離走行をするのなら、最初から有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車を購入したほうが良い。走りの重さ等を割り切って、街乗り用のセカンドバイクと選ぶのなら悪くない選択だと思う。

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