TREKが考える都市型自転車「TREK・LYNC」

アメリカのスポーツ自転車専門ブランド”TREK”には、URAVAN UTILITYというジャンルがある。これは、都市を快適に走るスポーツ自転車のようだ。CrossRipはドロップハンドルの趣味が強い都市型の自転車であるのに対して、LYNCはクロスバイク風の都市型自転車となっている。

LYNCはディスクブレーキ(LYNC 5はShimano油圧ディスクブレーキ、LYNC 3はTEKTRO機械式ディスクブレーキ)やフル泥除けが標準装備されているが、これだけでなく独自装備がある。

LYNCシリーズには、TREK独自装備のDuoTrap S対応フレームで、DuoTrap Sセンサーの装着が可能となっている。iPhoneやライト、コンピューターの装着がきれいに装着できるのが売りのBlenderシステムも採用している。

LYNC独自装備としては、フレーム内蔵型前後ライトがある。前方にはヘッドチューブにヘッドライトがあり、チェーンステー付近にはテールライトがついている。フレーム内臓ライトというのはあまり見ないので面白い。スポーツ自転車ではライトは取り外しが可能なため、日常生活では付け外しが面倒で、シティサイクルだと、ライトは部品としてはみ出ているので、デザイン的にきれいにまとめるのが難しい。内蔵するという考えは悪くないと思う。また、テールライトが内蔵されていると、駐輪時の接触での破損の可能性が低い。よく、一部のシティサイクルではソーラーテールライトが装着されたのがあるが、リアフェンダーに装着されているので壊れているのを見ると、都市型自転車ではテールライトは内蔵式のほうがいいだろう。

LYNCの内蔵型ライトの電源はフレームに装着されたリチウムイオンバッテリーを使用する。個人的にこの方法には疑問を持つ。個人的には、前輪にハブダイナモを装着し、ハブダイナモだけの力でヘッドライトやテールライトを点灯させたほうが、バッテリーの充電の面倒が無くていいと思う。

都市型自転車をコンセプトにしているLYNCだが、LYNCのような自転車を売るには、ハードよりもソフトが重要で簡単に売れる自転車ではないだろう。日本ではLYNCはLYNC 3とLYNC 5が売られている。

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