(良い自転車が高い理由) スポーツ自転車のフレームパイプの厚みは1ミリ以下しかない

スポーツ自転車等の「良い自転車」が高い理由の1つに、車体を軽量にするために、高価な材料や技術が使われているのがある。フレームに関して言えば、軽量化のために、通常の鉄よりも強いクロモリやマンガンスチール、アルミ、カーボン等、通常の安価なオートバイや自動車には使われていない素材が採用されているのもある。また素材だけでなく軽くする技術も無いといけないので、各メーカーは、人が乗って脚力を受け止めるフレームの軽量化の技術も力を入れている。

特にスポーツ自転車は、軽量化するためにフレームパイプの厚みは薄い。Panasonic POSで一番安いロードバイク「ODR6」のスペック表ではフレームパイプの厚みが書いてある。パイプの厚みは部分によって異なるが、パイプの厚みは最大で1.2ミリ、最小で0.6ミリとなっている。トップチューブ、ダウンチューブ等は、力がかかる部分は厚い一方、力がかからない中央部はパイプの厚みは薄くなっている。

Panasonic POSの自転車は、スペック表でフレームパイプの厚みがわかるので、色々な部分が参考になる。比較的安価なモデルと高価な競技用モデルのフレームパイプの厚みには違いがある。高価なORC18/FRC18では、安価なモデル(ODR6)では1ミリの厚みがあった部分(チェーンステー・シートステー)が0.7~0.5ミリと非常に薄くなっている。競技用の自転車になればなるほど、パイプの厚さは薄くなり、素人的に考えても、耐久性や外からの傷による損傷に弱いのは間違いないだろう。カーボンフレームでは台風で自転車が倒れてフレームがダメになる事例があるほどだ。雑誌が囃し立てる高価な競技用自転車を購入する場合は、耐久性や外からの損傷に弱いと思い、そのリスクを考えた方がいいのは間違いないと思う。

(参考)

本物の競技用自転車は使い捨て自転車と考えるべき? | シクロライダー

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