実際のアシスト力はどうなのか? アルベルトeに試乗した

2016年にBSデュアルドライブの電動アシスト自転車に乗りましたが、かつて試乗したときよりもパワー感は上がり、電動アシスト自転車選びの土俵に入るレベルになったと感じました。

ブリヂストンの電動アシスト自転車に装着されている電動アシストユニットは3つある。アシスタベーシックのみに装備されているパナソニック製ユニット。アシスタシリーズに装備されているヤマハ製ユニット。カーボンベルトドライブに前輪駆動ユニットを装備し

以下は2015年時の評価となります

今まで、ブリヂストンの電動アシスト自転車はヤマハの電動アシストユニットを採用していたが、アルベルトeは独自開発した電動アシストユニット「BS・デュアルドライブ」を採用している。

今回、埼玉サイクルエキスポでアルベルトeを試乗することができたので、試乗してきた。BSデュアルドライブの詳しい感想についてはシクロアシストで書くことにして、ここでは速報として、アルベルトeの走りについて書いてみようと思う。比較車種として、ヤマハ製アシストユニットを搭載したHydee 2にも試乗した。コースは平坦で坂はない。

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写真上がHydee 2。写真下がアルベルトe。

正直な話として言うと、アルベルトeのアシスト力は弱い。ヤマハ製のアシストユニットを搭載したHydee2では、初速のスタートは強く、楽に3速発進もでき、のんびりペダルを漕いでも楽に走れる。

その一方、アルベルトeは3速発進はキツく、通常の自転車のようにスタートをするときはローギアから発進したほうが良いと感じた。また、漕ぎ方も通常の自転車みたいに、ある程度ペダルを回しながら漕いだほうが良く、のんびり漕いでもスピードが出る「アシスト慣れ」している人にとっては、アルベルトeはアシスト力が足りないと感じると思う。アルベルトe登場: シンワブログでは、アシスト力はパナソニック・エネモービルのほうがアシスト力は強いと書いてあるが、間違いなくエネモービルのほうが強いだろう。

個人的に疑問に思うのはコーナリング。アルベルトeで何回かUターンするようなコーナーを曲がるときに、1回一瞬だけアシストが消えて、前輪の挙動が変わったので驚いて足をついたことがあった。

アルベルトeでいいと思うのは回生充電と感覚的にアシスト力がゆるやかに下がること。回生充電は急激に効く感じはしなかったが、少しづつスピードが下がるので、下りには効果がありそうだ。また、感覚的にアシスト力がゆるやかに下がるので、規定のスピードを超えると、一気にアシスト力が下がる大手の電動アシスト自転車よりは良いと思った。

電動アシストユニットの大手である、Yamaha・Panasonic・Bosch(海外のみ)はセンターユニット・後輪駆動を採用しているが、この方式は世界標準になっている。アルベルトeに乗って、センターユニット・後輪駆動方式を個人的に考えてみたら、この方式は理に適っていると思う。重いユニットを車体中心に搭載して、取り回しや運転がしやすい、前輪に余分な駆動がかからないので変な挙動が発生しない、アシストするとき、後輪に伝達する力が人間の脚力プラス電動アシストになるので、駆動輪に伝達される力は強くなるので、センターユニット・後輪駆動が世界的に採用されているのだと思う。

アルベルトeは大手のセンターユニット・後輪駆動の電動アシスト自転車と比べたら、アシスト力が低かったり、疑問符がつくコーナリングも前輪駆動を採用しているのでは?と思ってしまう。モーターユニットが前輪にあるので、前輪が重くなり、さらに前輪が動くので余分な挙動が発生する、前輪で駆動するので、アシストする車輪に伝達する力はモーターの力しかないのを考えると、アルベルトeの欠点は構造的な問題という理由が強くなる。

アルベルトeを買うのなら、必ず他社の有名ブランドのセンターユニット・後輪駆動の電動アシスト自転車(ブリヂストン・アシスタシリーズ、ヤマハ・PASシリーズ、パナソニック)に試乗することを強く薦める。ネットの評価では、アルベルトe登場: シンワブログが一番正確だろう。ネット上の記事広告とは違い、自転車店の店主みたいなので、ここまでズバリとかけるのだと思う。

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