なぜ、BD-1(Birdy)の走りは不安定なのかまとめてみた

(2016年9月24日追記)

新型Birdyを試乗した限りでは、モノコックフレーム・クラシックフレーム共に安定性は非常に高くなっています。

理想主義を貫いた折りたたみ自転車 Birdy Monocoque/Birdy Classic – シクロライダー

独自のデザインで高価ながらよく見るBD-1は、2015年からはPacific cycles japanからBirdyという名前で登場することとなる。このBD-1でよく言われているのは安定性の悪さで、自分が所有しているBD-1スタンダートフレームは、自分が試乗した中では20インチ・18インチクラスでは、安定性は下から数えたほうが早いほど安定性は低い。一部では、安定性を高めるために多くの改造をしている人もいる。そんなBD-1は、なぜ不安定な走りをするのか考えてみた。

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設計的に不安定な要素が大きい

昔から言われている問題の一つにフォークオフセットが非常に少ないことが挙げられる。通常の自転車には安定性を出すためにフォークオフセットが存在するのは当たり前だが、BD-1のフロントフォークにはフォークオフセットが非常に少ないため、ハンドリングがクイックで安定しにくい。最近のモデルでもフォークオフセットは他の自転車と比べると少ないように見える。フォークオフセット以外でも、タイヤ径が18インチと20インチと比べると小さいため、20インチと比べたら安定性は低い。

フロントサスペンションで”安定性がある”と誤魔化される

BD-1(Birdy)にはフロントサスペンションが装着されている。車輪が小さい小径車は大経車と比べると乗り心地がゴツゴツするが、さらに折りたたみ自転車は、フレームの強度を上げるためか、同車輪経の小径車よりも乗り心地が悪い。実際に試乗だと、折りたたみ機構付きのモデルは乗り心地が悪いのが殆どだった。そんな乗り心地が悪い小径車の欠点を解消するために、一部ではサスペンションを装着しているモデルもある。サスペンションと言っても、MTBみたいに大きい段差を乗り越えるためではなく、路面の細かい振動を抑えるための物だが、BD-1では非常に効果があり、フロントフォークの振動だけなら大経車に乗っている感じになる。

フロントフォークの振動だけなら大経車に乗っている感じになるというのは、実はある意味では問題にもなる。他の小径折りたたみ自転車だと、高速走行すると路面からの振動が出る場合でも、BD-1は気にならないため高速走行できるが、車体特性的に不安定なため、知らず知らずの内に危険ゾーンに入ってしまう。OX Bike Peco pocchi-9sでも同じような感覚になったが、BD-1は車輪径がPicoよりも大きいので限界域が高いため、多少舗装が荒れた場面などは大経車のように通過出来る場面が多い。自分もBD-1で、田舎道の下り坂を走るとついつい大経車のように下ってしまうが、後から考えると知らないうちに危険ゾーンに入っているのだと思う。

ネットを見ると、旧式のスタンダートフレームではなく、モノコックフレームでも安定性は悪いと言われている。折りたたみ自転車はブランドによって走りが違うため、購入前に試乗して、よく考えて購入しよう。

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