ファットバイクはスキー場の救世主となるか

ファットバイクの特徴の一つとして、通常の自転車、マウンテンバイクでは走れない所を走ることが出来るのが挙げられる。冬場の場合、通常の自転車では走行をすることが困難な雪道も、ファットバイクで走行することができる。この特徴を利用している自転車ツアーがあり、北海道釧路にある釧路湿原MTB&ファットバイクツアでは、雪が降る冬季にファットバイクで走行する自転車ツアーを行っている。また、スキー場でファットバイク関連のイベントを行う所もあり、2015年では、すみかわファットバイクミーティング(2015年2月15日)SAKAE VILLAGE SNOW FES 第1回ファットバイク雪上選手権(2015年3月22日)を行うようだ。

このようなのを見ていると、もしかしたらファットバイクはスキー場にとって、利点が多いのではないか?と思い、個人的な勝手な想像でファットバイクとスキー場の親和性を考えてみることにした。

ファットバイクは雪系の遊びでは貴重なオールシーズン使用できるモノ。

スキーやスノーボード等、多くの雪を使って遊ぶモノは、雪が無いと使用できないため、1シーズンでさらに雪がないといけない地域でしか使用できないが、ファットバイクは、雪や砂地は走れ、勿論街乗りもできたりと、幅広い使い方ができる。レンタルとして使えば、冬季だけでなく夏季にも使用でき、うまく行けば一年中利益が出る可能性はある。

比較的だれでも扱いやすい

自転車は多くの人が乗ることが可能で、さらにファットバイクは雪道を簡単に走ることが可能と言われている。スノーボードやスキーは滑るのに練習が必要なので、普通の人には、ファットバイクのほうがとっつきやすいのではないかと思う。また、ファットバイクは自転車なのでブレーキがあるため、スキーやスノーボードと比べて簡単に停止することはできると思われる。

ファットバイクを走行させるコースはどうするか

スキー場でファットバイクを走らせる場合、どのようなコースにするかは考えないと行けないと思う。救世主と魚雷 スキー100年目の革命では、スキーとスノーボードの特性の違いで事故が発生する原因を解説している。スキーヤーの右後にスノーボーダーが追突に近い側面衝突する事例では、スノーボーダーはボード上に左右非対称に立つので、左右のいずれかに死角ができ追突が発生しやすくなると解説している。ファットバイクの場合は自転車なのでブレーキがあり、運転姿勢的に左右の死角は少ない。すみかわファットバイクミーティング 普通のMTBでご参加希望の方へ(2015/2/7の記事)では、スキーやスノーボードをしている人たちと同じようなラインで左右に振って乗れば迷惑がかかることもありません。と書いてあるので、スキーやスノーボードと同じラインを走るようにすれば意外と走れる可能性が高い。どうしてもダメならファットバイクは平地を走ることができるので、スキー場の周りを走るようなコースを作れば良い。

高い価格と、安くなる可能性が少ない独自規格部品

ファットバイクで一番の問題となるのが価格。少しづつ注目されているファットバイクだが、ファットバイクは有名ブランドなら最低でも10万円以上は必要となるので決して安くはない。また、使用されている部品も通常のスポーツ自転車に採用されていない独自規格部品を採用しているため、短期間で安くなる可能性は低い。

ファットバイクはスキー場の救世主になるかは分からないが、少なくともスキー場の新しいレジャーを作ることはできると思う。個人的には多くのコストが必要なスノーモビルや、ファットバイク並に高価な物もあり、冬場しか使用できないスノースクートよりは将来的はあると感じている。一番の問題は車体価格でこればっかりは難しく、価格は高いが冬場だけでなく夏場も使えるのを売りにして、価格の高さを納得させる等のことが必要だと思う。

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