ブリヂストン・アルベルトライトを買わないほうが良い理由(2015年度版)

ブリヂストンサイクルのカタログには、多種多様なのがあるが、一番車種が豊富なのが製品総合カタログで、これは公式サイト上からでも見ることができる。その一方、公式サイトにはなく量販店で見る薄いカタログがある。これは特選車カタログと言って、普通に見ると総合カタログの車種を減らして、売れ線に絞ったように見えるが、実は特選車カタログしかないモデルもある。

特選車カタログ「2015P-Z1」には、特選車カタログのみの専用モデルとして、シティサイクルでは、アルベルトライト・BEAT・「Designed By Bridgestone」のエコロシリーズがあり、その中でもアルベルトライトは特選車カタログの中では、フラッグシップモデルとなっている。

この中で一番問題があるのがアルベルトライトで、通常のカタログモデルのアルベルトよりも耐久性が悪い部品を使用しているのに、価格が2~3千円程度しか変わらない。自転車店のサイトを見ると、アルベルトとアルベルトライトの差を提示して「アルベルトライトを買うのはやめよう運動」のようなことをしているところもある。

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2015年度の特選車カタログを見るとやはりアルベルトライトがあり、アルベルトとアルベルトライトの差は依然としてある。今回は2015年度版としてまとめてみた。

・タイヤはタフロードプラスタイヤ、チューブはスーパーチューブ

アルベルトライトのタイヤはタフロードプラスタイヤ、チューブはスーパーチューブを採用している。一見凄そうに見えるが、本家アルベルトではアルベルトライトよりもワンランク上のマイティロードタイヤを採用している。また、アルベルトライトは1.2ミリ厚のスーパーチューブを採用しているが、アルベルトは1.5ミリ厚のウルトラスーパーチューブを採用している。

・アルミリムでスポークは鉄製

アルベルトライトはアルミリムを採用しているがシティサイクルの世界では基本的に、ステンレスリムのほうが良いといわれている。ブリヂストンのシティサイクルでは、外装変速の軽量仕様のビレッタ・ユーティリティやノルコグLシリーズ、特選車カタログしかない「Designed By Bridgestone」のエコロシリーズしかない。アルミリムは強度が弱く、アルベルトライトやファインではリムが歪んだりする事例がある。また、スポークもアルベルトライトはさびやすい鉄製を採用する一方、アルベルトはさび難いステンレス製を採用し、フロントは#13・リア#12の強化ステンレススポークを採用している。#12(12番)のステンレススポークはJIS規格では自転車用スポークとして一番太い(径2.6mm)

・色はL型以外(S型・S型スクールモデル、L型スクールモデル)1色しかない

アルベルト・アルベルトライトの色は、L型以外の種類は少ないが、アルベルトライトのほうが色は少ない。アルベルトライトは、L型のみM,スパークルシルバー・F、ピアノブラック・T,スノーアクアの3種類しかなく、それ以外のS型・S型スクールモデル、L型スクールモデルは、M,スパークルシルバーしかない。一方、本家アルベルトはL型・5段変速のみM,スパークルシルバー・F、ピアノブラック・T,スノーアクア・M,アンバーブラウン・P,ブルームーンホワイト・E、シェルピンクの6色。L型3段変速はM,スパークルシルバー。S型はM,スパークルシルバー・F、ピアノブラックの2種類となっている。

量販店モデルのアルベルトライトの唯一良いところは、荷台、両立スタンドのスクールモデルがある程度で、基本的にはアルベルトのほうがいい。特に車輪、チューブはブリヂストンの量販店モデル、専門店モデルの軽量タイプエントリーモデル程度のレベルで、6万円近くする自転車とは思えない。アルベルトライトの価格はオープン価格となっているが、実売価格はイオンで5万8千円で売られていたのを見ると、本家アルベルトと比べて2~3千円程度なので、絶対本家アルベルトを買ったほうが良い。

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