リアの極端な多段化の弊害を調べてみた

最近の自転車では、リアの多段化が進み、物によってはリアだけで11段のものが普通に存在する。競技用自転車ではリアの多段化は、走行時の選択肢が増えるので有利だと思うが、公道仕様の場合、耐久性も重要になってくる。その耐久性だが、リアの多段化によってチェーンが細くなっていき、寿命が短くなっているという話があるらしい。

エクタープロトンに初めて使った10Sスプロケット。そのチェーンの耐久性の低さやらチェーン切れやらの情報が飛び交っている。

確かに耐久性が落ちるのは分かっていたのだが、そこまで酷いのかと思う情報が・・・。

チェーンの幅は、6~8段用で7.1mm、9段用で6.6mm、10段用で5.9mmとか。それなら11S用はもっと酷いことに。

6~8段用チェーンは十分な耐久性もあるしチェーンが切れるというトラブルも少ない。10Sからかなり極端な差が出始めたようだ。

10Sチェーンは大丈夫か? ( 自転車 ) – 妻苦輪愚狂会 – Yahoo!ブログから引用。チェーンで知られているKMCには「ミッシングリンク」という、チェーンを工具なしで着脱できる部品があるが、11速用のミッシングリンクのみ再利用不可となっている。また着脱するときも、専用工具「KMC ミッシングコネクター」が必要と書いてある。何回も着脱できるのが売りのミッシングリンクで、再利用不可となっているのを見ると、耐久性は低いと思ってもいいと思う。

2014-07-12 09.58.00

逆に、8段以下のチェーンの耐久性を実際に見ている。杉村商店のProgressive RRX-110は、リア7段変速となっていて、7年以上走ってもチェーン交換していないが、普通に走っている。変速時に力を抜いて変速したり、極端な加速をして力を加えるようなことはしなかったり、日常的にチェーンにオイルを差している等を差し引いても、耐久性は高いと言わざるをえない。

個人的には、ギアは”枚数”よりも使える”ギア比”が重要という考え。なので、すぐわかるスポーツ自転車シリーズでも、ギア段数よりもギア比について書いているのが殆ど。ただ、後ろギアの枚数が少なすぎると、ギア(スプロケット)や変速レバーの選択肢が少ないという問題もあるため、車体価格は比較的安価ながら、ギアや変速レバーのラインナップが多いリア8段・9段あたりが、一番費用対効果が高いと現時点では思っている。

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