米軍も採用する折りたたみMTB Montague Paratrooper PRO

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折りたたみ自転車でも数少ないのが大径車輪の折りたたみ自転車。折りたたみ自転車というとたたむとコンパクトになる小径車が多く、大径車輪は折りたたんでも小さくなりにくく、他の大径車輪の自転車と比較されるので、数が少ないかもしれない。

数少ない大径車輪の折りたたみ自転車の中で有名なブランドではMontagueがある。大径車輪の折りたたみ自転車をウリにしている自転車ブランドで、フラットバーロードバイクのFIT、内装8段変速のBOSTON 8、荷台、泥除け付きのNAVIGATORがあるが、一番有名なのが米軍でも採用されているMTBのPARATROOPERだと思う。今回試乗したのはPARATROOPER PROという最上級モデル。

フレームは折りたたみ可能なアルミフレーム。フレームに分割構造が無いため、形から見ても頑丈そうに見える。また折りたたみ自転車としては珍しくフレームサイズがあるため、長距離走行するためのポジション出しもし易いだろう。公式サイトの写真ではトヨタ・アクアの荷室や、ダイハツのオープンカー、コペンのトランク内に折りたたんだParatrooperが入っている写真がある。このようなことは通常の大径車輪では不可能だろう。

フロントフォークはSR SUNTOUR XCM HLO。HLOとは油圧式ロックアウト(Hydraulic LockOut)の略。6万円台のMTBに装着されているサスペンションで、林道走行は大丈夫だと思う。また、舗装路ではサスペンション機構を固定するロックアウトを採用している。

ブレーキはPROMAXの機械式ディスクブレーキ。試乗コースでは特に不満はなかった。ブレーキも5~6万円のMTBクラスだろう。ギア比は前42/32/22の3段、後ろは不明だが、写真を見る限りMTB用の大型スプロケットを採用して、推定9段のMTB用ギアを採用している。軽いギアが多いので峠越えも大丈夫だろう。タイヤ経は26×1.95となっている。

試乗した限りでは、走りは普通のMTB。ラダーコースではサスペンションは十分に動き、舗装路はMTBのためタイヤが細いクロスバイクと比べるとはスピードは伸びないが、走りはスポーツ自転車の基準では合格なので、購入しても損はない。

Montague Paratrooper Proは11万円以上するが部品スペックは6万円クラスのMTBだ。高価な価格はオフロード走行可能な折りたたみフレームが理由だろう。Paratrooperには、通常モデルのParatrooperとParatrooper Proの2種類があるが、Paratrooperは後ろギアは8段で、サスペンションは油圧式ロックアウト等の機構が無いモデルとなっている。個人的にはお金があったらparatrooper proの方がいいと思う。折りたたみMTBというジャンルはParatrooperが唯一の存在なので、高価な理由も納得できる。折りたたみ機能が欲しいのなら悪くないMTBだろう。

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