2015年モデルでついにフルモデルチェンジしたGIANT・Escape R3

クロスバイクの中でも、ロードバイクに近い細いタイヤ(28ミリ)を装着したスピードクロスを普及させたGIANT Escape Rシリーズ。GIANTのWEBサイトでは2015年先行販売モデルを公開していて、その中にはEscape R3もある。

Escape R3は2015年モデルでついにフルモデルチェンジになるとのこと。安さ重視の法人向けならまだしも、安さよりも満足度を重視する個人向けの乗り物で、自転車にかぎらず10年間もフルモデルチェンジ無しで売れる物は凄いと思う。個人向け乗り物で10年間も売れるのは難しく、自分が知る限り、近年で、10年間売れる個人用の乗り物ではトヨタ・シエンタぐらいだと思う。シエンタは2003年に登場し、一度生産中止になったが復活して2013年の自動車販売ランキングでは30位に入っている。昔ではよくあった、RV車に見られた派手なサイドストライプや金属製のエンブレムでの外装の区別、明確な安全装置の装着可否の差等、高級グレードと下級グレードの差が一気に減った今でも、個人向けの自動車で下級モデルを買う人が殆どいなくて、新しく登場した新型車や高級グレードを購入するユーザーが多いのを知れば知るほど、10年前のシエンタが2013年の新車販売ランキングで30位に入った凄さがわかると思う。

フルモデルチェンジしたEscape R3はフレーム形状が変わったとのこと、またフレームにブランドロゴが大々的に表示されるようになった。今までEscape Rシリーズは、GIANTのブランドロゴをできるだけ出さないで、スポーツバイクのイメージを消していたが、GIANTのブランドロゴを大々的に表示するようになった。また、Escape Rシリーズでは長年あったプラスチック製のエンブレムも消え、Escape RXに近いイメージの自転車になった。

変速機は今まで採用していたSRAMからシマノに変わった。SRAMの変速機が壊れたら、シマノに比べたら高価なSRAMの変速機に変えるか、変速機をシマノにしてシマノの変速レバーに変えるという、比較的高価な修理方法になっていたけど、シマノに変更されたので、変速機が壊れても安価に直すことができるだろう。ただ、変速レバーは今までのブレーキと変速レバー別体式から、ブレーキと変速レバー一体型のEF51になった。個人的には自由度から、フラットハンドルなら変速レバーとシフトレバーは別体式のほうが好みだったりする。

サスペンションシートポストは廃止し、グリップも手のひらの当たる部分を大きくして圧力を和らげる立体的なグリップから、通常の形になったグリップを見ると、スポーティさを重視した新しいEscape R3。重量も10.2kgと軽量だが、スポーツイメージのEscape RXと超軽量のEscape Airを喰らいそうな状態になっている。価格は税抜き価格で52,000円と値上げはしていない。

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