競技仕様よりも難しい公道仕様の自転車の条件とは?

オートバイや自動車だと、競技志向な物は衰退している一方。自転車の世界では競技志向の自転車が趣味の自転車の中心になっている。ただ、このような競技志向の乗り物は、趣味性が強すぎて今後は萎んでいくと思っている。少なくとも自動車やオートバイでは、競技志向は完全に衰退していて、自動車に関しては、一部を除き既に公道用で競技用の自動車はほぼ存在していないに等しい状況になっている。趣味性が強いオートバイでも競技志向のモデルよりもツーリング用のモデルが売れている。日本では明らかに競技志向でないハーレーダビッドソンが売れていて、イタリアでは2012年は舗装路や未舗装路を走ることができるエンデューロモデルのBMW R1200 GSがバイク部門で一番売れていた事例がある。

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Classifiche Top 100 2013 moto, scooter e 50cc

自動車・オートバイの歴史を見ると、成熟化すると競技志向のモデルは売れなくなるので、自転車の世界も、今後はレース仕様の自転車よりも公道仕様の自転車が売れる可能性は非常に高いと考えている。個人的に公道仕様の自転車の条件は以下の通り

・道を選ばないこと

舗装路専用の自転車でも公道には段差や砂利道があるので、ある程度の荒れた道快適に通過できるようにしたい。またマウンテンバイク等の未舗装路重視の自転車も舗装路はある程度快適に走りたい。

・乗り心地が良いこと

乗り心地が良いと、走行時のストレスが少ないので、重要視したい。

・服装、靴を選ばないこと

サイクリングウェアを履かないで長時間乗ることができることが望ましい。

・荷物を積むことができること

車体にバッグを装着できれば、荷物を背負わなくてすむ。バッグもできるだけ簡単に外せて買い物等、自転車から離れる時にバッグも簡単に外せて持っていけること。

・長時間走れる姿勢、ギア比を装着していること

一時的な最高速を求めるより、速度は低くても永遠と走れるぐらいのポジション、ギア比になっていること。

・楽に長い下り坂をくだれること

下り坂を下るのがツライのでは色々と問題が出るので、下り坂は楽に下れないといけない。

・自力で修理できること

山の中等、他の人の手助けが無い所でトラブルが発生しても、自分で修理して走れるのは絶対重要。

・耐久性が高いこと

荒れた道を走ったり傷がついたらすぐに壊れる物は話にならないため。

・簡単に分解でき、持ち運びが可能なこと

簡単に分解して車載や輪行することが可能だといけない。

実は公道仕様は競技仕様よりも難しいと思う。競技仕様は競技だけに目を向けて、他を削ればいい一方、公道はシチュエーションが決められていない、または常時変わっていくので、1箇所に集中して性能をあげる一方で他の性能を削ると、公道では不都合な場面が出てしまう。公道仕様は競技仕様みたいに競技だけに目を向けて他を削るのではなくて、全部の性能をあげるのが一番だが、実質的に不可能なので何が不要なのか取捨選択をしないといけないと思う。現在、公道仕様の考えをまとめていて、近いうちに公道仕様のロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、折りたたみ自転車を自分なりに考えて公開する予定です。

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