スリックタイヤを装着した街乗りMTB。サイクルベースあさひ・エキパージュシティ

昔のあさひのエキパージュは、他社の有名ブランドのエントリーモデルと価格等が変わらなかったため、買う必然性が無かった。エキパージュが29,800円で買えた時代に、同レベルのエントリーMTBのGIANTのRock4500は、フレームサイズは複数あった(360mm/380mm/430mm/480mmの4種類。エキパージュは430mm/480mmの2種類)。

その後、多くのエントリーモデルのMTBが、少しずつ高性能化すると共に価格も上がった。GIANTのRock4500はロードバイクブームの影響で複数車種あった、Rockシリーズを2種類に絞り、価格も2万円以上上がった。その一方でフレームにディスクブレーキ台座がついたり、車輪のリムは2重構造(ダブルウォール)になっていて、旧来のRockシリーズに採用されていたシングルウォールよりも頑丈になっていると思う。

その一方で、サイクルベースあさひのエキパージュは高性能化はせず、価格を維持したため必然的に安価なスポーツ自転車になった。フレームはアルミフレームで、フレームサイズは2種類と少ない。サスペンションはシティジャンルのSRサンツアーMシリーズで、サスペンションの可動量も60ミリと、本格的なオフロード走行するには向いていなく、調整機構もついていない。ギアは前3段・後ろ7段のマウンテンバイク用のギアを採用していて、軽いギアがついているので、長い急坂ものんびり走ることができる。ブレーキはVブレーキを採用している。ブレーキシューが磨り減った場合、シマノのVブレーキ本体に交換したら、性能アップすると思う。部品はジャンプしたり、時速20キロ以上でオフロードを走るような本格的なオフロード走行するには向かないが、舗装路専用で、砂利道をのんびり走る人向けか。

因みに最近のモデルでは、MTB用の太いタイヤから、スリックタイヤが標準装備されている。タイヤは太いがデコボコが無いスリックタイヤで、舗装路を走るのは快適だと思う。タイヤは細くないので、高速性能を求めるのならプレシジョンスポーツを買った方がいい。逆にスピードよりも、そこそこの走りの軽さと耐パンク性能、乗り心地を求めるのなら、エキパージュシティは悪くない選択だと思う。

価格が安いので、このままの状態だとオフロード性能はエントリーMTBでもあまり期待できないが、比較的軽量な重量(14.5キロ)、部品交換が用意(サスペンションは上位モデルに交換可能な規格)、車輪が簡単に外せる(クイック式ハブ)などと、スポーツ自転車の最低限の要件は満たしている。エキパージュシティよりも遥かに劣るMTBルック車が、ものに寄ってはエキパージュシティより少し安いだけ、もしくは同価格の物が多く存在しているが、これらのルック車よりもエキパージュシティを買った方が遥かにいい。

スポンサーリンク