安物タイヤのKENDA KWEST と、Panaracer パセラブラックスを比較してみる

多くのクロスバイクで採用されているKENDA KWESTはあまり評判は良くない。GIANT Escape RX4に標準装備されているが、乗り心地があまり良くなくてグリップ力も悪いように感じる。最初はKENDA KWESTがすり減るまで使おうと思ったが、ある時に下りであまりに遅すぎるとつっこまれたため、もしかしたらタイヤを交換したら普通に走れるのでは?と思いタイヤを交換してみた。

交換したタイヤはパナレーサーのパセラブラックス。

パナレーサーのパセラブラックスは、一時期頻繁に使っていて、700×23c、25c、28c、32cを使用していた。使っていた理由はサイドの耐久性が良くて、そこそこグリップするタイヤという理由で使っていた。今回は手持ちの28cが一本あったので前輪に取り付けてみた。

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最初に取り付けて思ったのはタイヤの硬さ。パセラブラックス(右)は、指でタイヤをつかむと、強い力を入れなくても変形するけど、KENDA KWEST(左)は、同じように指をタイヤでつかもうとすると、パセラブラックスをつかんだときも強い力でないと変形しない。感覚的にKWESTは、地面との接地面が厚いように感じる。もしかしたらKWESTの乗り心地の悪さがこれが理由なのかもしれない。

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定例コースの下りで試してみると、KENDA KWESTだと路面のヒビを通過するときの振動が大きく、グリップ力が足りない感じがあって不安だったのが、パセラブラックスでは、このような不安は感じなくなった。Amazonのレビューでは「KENDA・KWEST28Cから前輪だけパセラブラックスに交換してみたら、思ってたよりも柔らかい印象」と、書いてあったけど、これはパセラブラックスの乗り心地が良いのではなくて(パセラブラックスで下りを走ると乗り心地が硬くて、空気圧を下げる人がいた)、KENDA KWESTの乗り心地が悪すぎるのだと思う。個人的にはパセラブラックスで高速で曲がれるコーナーがある場合、KENDA KWESTでパセラブラックスと同じスピードで同じコーナーを曲がったらコースアウトか転倒する気がする。実際、KENDA KWESTを履いていた時は下りが遅すぎると言われたので、心理的に危ないと思ってスピードを出していなかったのかもしれない。

KENDA KWESTを見ると、タイヤの接地面を厚くして耐久性と耐パンク性能を上げているように見えるけど、この構造で本当にいいのか?と疑問に思う。この手の耐パンクタイヤの殆どは安物で、高価な自転車は薄いプロテクターを入れて耐パンク性能をあげているタイヤが多いようだ。例えばBridgestone CYLVAのタイヤは薄いプロテクターを入れた構造になっているらしい。頭のなかで考えると、硬くて厚いタイヤよりも、薄いプロテクターを入れたタイヤのほうが柔らかく作れるので、グリップ力はプロテクター入りタイヤのほうがいいのかもしれないけど、実際に比較したことがないのでわからない。

KENDA KWESTのタイヤの性能があまりにひどすぎるので、タイヤは磨り減ったら交換する気でいたのを前倒しして、できるだけ早く交換することに決定。タイヤはロードバイクに乗っていた時、乗り心地の柔らかさとタイヤサイドの強さで気に入った「パナレーサー・ツアラープラス 700×28c」に交換する予定。

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